Ferrari DINO246gt デストリビュータ O/H vol.2 Distributor  2017.2
デスビのポイントギャップの規定値は
0.32〜0.38mm
シックネスゲージで測定しながら
調整しようとしたら、問題発生!?(@o@)
   そもそも、デスビの構造は・・・
      (1)カムの回転と連結してこの軸が回り
      (2)デスビ内のカム(3つ山のおにぎりタイプ)が回転して
      (3)ポイントと結合しているレバーを押し
      (4)ポイントが開閉する。ここのクリアランス規定値が、0.32〜0.38mm
      (5)この精度が必要なのに、軸のブレが先端部で1mmぐらいある(>_<)

   これでは精度が出る訳無い。全バラシしてガタを無くすか〜(T_T; ・・・と、この時は思ったが、実は勘違いだった。後述
      ※蛇足ながら、3つ山のカム、ポイントが2つ・・・つまり3×2=6、6気筒の点火タイミングをとります
仕方ない・・・デスビのポイント交換では済まない
全部バラしてオーバーホールするか(´〜`;)
デスビはこんな構造・・・
あ〜ややこしいww
英国にパーツを発注して
1週間もしないで到着〜!早いww
デスビは点火系の心臓部・・・
ここで失敗したらエンジンはかかりません
実はかなりのプレッシャーなんです(´〜`;)
このナットはインパクトレンチを
使わないと外れません。
なぜなら反対側(ボルト側)も
回転するからww
このベアリングも交換です
当然ですがプーラーを使わないと抜けません
はい、抜けました。
かわいいベアリングです
カムを外すのに、Eリングを外します。
これが結構器用さが要求されます
点火タイミングの進角の仕組みは・・・
遠心力によって、ウェイトが開いていき
点火時期を変化させます。
エンジンの回転があがると
早めにプラグに火を飛ばさないといけないので
コンピュータ制御が生まれる前は
こんなメカニカルな構造でコントロールしていました
ばらした勢いで?ウェイトも新品に^^
ばらした部品、消耗品は交換です
新しいウェイトは良いですね〜!
いつもより多めに進角しそうです(うそw)
カムとのジョイント部も外して・・・
ウッドラフキーも抜いて・・・
はい、抜けましたが
かなり手こずりました(´〜`;)

軸を抜くためにはプレスを使います

やっと軸が刺さっているベアリングに
たどり着きましたが
なんとはずれ防止のプレートが
リベットでカシメられている(>_<)
常時高速回転をするので
ボルトナットだと緩んで外れてしまうので
リベットなのかな?
ドリルでもんで、リベットを外します
う〜ん、地味に大変w
メインのベアリングをプレス機で抜きます
抜けました。
その後、新しいベアリングを圧入してから・・・
      再び、プレートを取り付けるのに
        やっぱりリベットが必要。
  (1)もともとのリベット(さらってボロボロ状態)
  (2)リベット(普通のタイプ、たたくやつ)
  (3)ブラインドリベット(ステンレスの強いやつ)
できたらワンピース構造である
普通のリベットを使いたいところだが
手持ちのは長さが足りず、コーナンにも売ってないww
強度が強いステンレス・ブラインドリベットで
プレート取り付け
ウッドラフキーを挿してから
カムとの接合部(インパクト外した部品)を
取り付けて、その反対側には・・・
いつもより多めに進角しそうなw
ウェイト(2つのバネ付き)を装着。
グリスをたっぷりと塗布
おむすびなカムを取り付け
Eリングで固定して・・・
かわいいベアリングももちろん
新品に交換
プーラーで外したかわいいベアリングは
ペレス機で圧入します
こちらが交換部品。
45年間もDINOのエンジンに
火を点してくれてありがとう^^

・・・と無事に組み終わって、冒頭でご紹介した軸のブレ(5)がなくなってると思いきや、ほぼ変化なし(>_<)
何で???
その衝撃の真相は、また次回に・・・(´〜`;) 
※実は大したことは無かったのですがww

 
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